JavaScriptを有効にしてください。 →Internet Explorerでの方法
日本心電学会事務局 〒111-0054 東京都台東区鳥越2-13-8 TEL 03-5809-1965 FAX 03-5820-1898
~ 2010年1月 第2回 ~村川裕二(帝京大学医学部附属溝口病院第四内科)
Q.24歳の男性。健康診断で記録された心電図を示す。とくに症状はない。考えやすい病態をひとつ選びなさい。
Q.24歳の男性。健康診断で記録された心電図を示す。とくに症状はない。考えやすい病態をひとつ選びなさい。
心電図を見る(別ウィンドウ)【解答】
d. 早期再分極
【解説】
主要心電図所見
若年者であることから洞徐脈は生理的な所見である。無症候でとくに背景を指摘できないST上昇は早期再分極と呼ばれる。胸部誘導で目立つことが多いが正常亜型である。高カリウム血症のT波増高は先端が尖っているが、定量的に区別することは難しいこともあり、年齢や症状などの臨床背景に基づいて判断する。QT延長はない。心膜炎はほぼすべての誘導でST上昇を認めるが、ST上昇が顕著でないときは症状やST上昇の推移により診断する。